良いメガネとは
よく見えていること
メガネの目的は、屈折異常の存在する目と正視眼とを同じ状態にすることです。つまり、メガネをかけることによって正視の人と同じような視力が得られることが理想です。また、遠方は非常によく見えるが、本など近くの物が見にくいのでは困ります。老視の人を除いて、遠方・中間距離・近方とも快適に見えることが大切です。
長くかけても疲れないこと
よく見えるメガネであっても疲れてかけていられないようなメガネでは、なんの意味もありません。そのために長く使っていてもメガネと顔の接触部である鼻や耳に痛みや圧迫感がないメガネを選ぶことが大切です。また、メガネが下がってしょっちゅう手で上げなければならないようでは困ります。メガネは正しい位置にかかり、圧迫感や痛みを感じず、下がらず安定している必要があります。
よく似合っていること
メガネも服と同じで、自分の顔のサイズや形、肌の色や髪の毛の色、ライフスタイルなども考慮して、自分に合ったものを選ぶことが大切です。自分によく似合うお気に入りのメガネをかけることで、毎日を生き生きと楽しく過ごすことができます。
上記のような「良いメガネ」を作るためには、適切なメガネ度数を決定し、使用目的や希望に合ったフレーム・レンズを選び、目に合うようにレンズの中心を設計し、正確に加工され最終的にフィッティングされたメガネであることが大切です。
参考:メガネ作りの流れ