ビジョンケアを語る
能勢 仁
ビジョンケアとは英語のvision care をそのままカナに直したものです。visionは“見る”とか“視力”、careは“世話をする”ことを意味します。従ってビジョンケアとは『視力に関して総合的にお世話をする』ことです。
メガネを作る時、お客様は「メガネが自分の顔に似合うか」とか、「カッコ良いブランド品か」等に関心が行き、視力に関しては「メガネを作れば見えるようになるのは当たり前」と思っているのか、あまり関心がありません。もちろん顔に似合うとか、デザインが良いということは重要です。しかしメガネを作る我々眼鏡業者としては「良いメガネを提供する」ことが、メガネのプロとしての基本的な心構えであります。
良いメガネとは「良く見えて、一日中使っても疲れない」メガネです。私共AJOC共栄会では眼鏡業に携わる者としてお客様に良いメガネを提供することを最大の目標としています。そのためにはビジョンケアを推進することが重要だと考えます。